18.建物は弾性範囲を超えると塑性状態に移行する

建物の構造体が水平力を受けて変形する場合の力と変形の骨格曲線を建物の復元力特性と言う。木造の建物も層間変形(階の上部と下部の変形差)が1/120を越えた時点から水平力と変形が比例する(弾性状態)から水平力の増大よりも変形が大きく進む(塑性状態)に移行する。当然、弾性状態の構造体は水平力を無くすと元にもどるが、塑性状態に移行した構造体は元に戻らず傾いたままとなる。





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